年代を問わず腰痛で悩んでいる人が最近特に増えているようです。 一口に腰痛といっても、原因や症状は様々です。
腰のこわばり、重だるさ、鈍い痛みがあるので、レントゲン等の検査をしても特に異常が見つからない。 原因として考えられるのは普段の悪い姿勢で筋肉に負担がかかっているのかもしれません。前かがみがつらい方はデスクワークの方が多く、逆に反りかえりがつらい方はスポーツで痛めた方に多いです。 いずれも筋肉の柔軟性を高めることで改善が見込めます。無理せず筋肉をやわらげましょう。
突然、腰に激痛が走り、そのまま身動きが取れなくなる方が多い『ぎっくり腰』。 直接的な原因として筋肉や靭帯が急に引き伸ばされたことや、椎間板が靭帯を圧迫したこと等が考えられますが、結果的には日頃の過労の蓄積が腰に来たとも考えられます。 素直に楽な姿勢で(えびの様に丸くなって)患部を冷やして休むことが大切です。お風呂や湿布で温める人がいますが、温めることは厳禁です。あまり冷やし続けると血行が悪くなって治りづらくなりますので患部の熱が引いたら、自然のままにしましょう。
成長中の椎間関節が激しいスポーツ等の影響でなる『腰椎分離すべり症』と中高年に多くみられる過齢で椎間板や靭帯の強度が低下し、腰椎の一部がずれてしまった『腰椎変性すべり症』があります。 身体を動かすたびに骨や筋肉で神経が刺激され腰や足に痛みや痺れが出ます。しばらくは安静にして、痛みが落ち着いたら腹筋や背筋を鍛えることをおすすめします。
椎間板(クッション)が飛び出し、神経を圧迫することで痛みが出ます。
レントゲン等でヘルニアと診断されても痛みが出ない人もいれば、知らない内に椎間板が元に戻っていることもあります。 まずは腰に負担をかけない姿勢や動きを心がけましょう。身体の冷えや疲労、睡眠不足、ストレスには特に注意してください。
どのタイプの腰痛であっても、お身体が硬い方に腰痛持ちの方が多いように感じています。 筋肉に弾力性が無くなると、神経や血管を圧迫してしまうため腰周りに負担がかかってしまいます。まずは筋肉を柔軟にすることが一番大切です。 背中や肩周りや太ももの後ろ側、ふくらはぎ、アキレス腱を伸ばしたり、足首をやわらかくしたり、足の指運動等もおすすめです。 ストレッチが苦手でお一人で上手にできないというときは当院へご相談ください。痛みが出ないように様子を見ながらお身体を伸ばしていきます。
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2020.05.08
2020.04.30
2020.04.20
2019.10.29